1月28日に加藤孝さんとリモートで対談させていただきました。
加藤さんは、子どもを性の対象としてしまうペドフィリア(小児性愛障害)と診断されています。
小児性愛者と呼ばれる人たちは、全体の人口の1〜5%程度存在するといわれています。
加藤さんは、22年間治療を継続しながら現在は自助グループのリーダーも務めており、自分と同じような性依存症を抱える人たちに立ち直るための支援を行っているとのことです。
小児性愛を含む性依存症の治療として、①認知行動療法、②カウンセリング、③自助グループ、④訪問看護などが提供されていることを知りました。
「これらのサポートを受けてきたことが、自分自身にとってもとても役に立った」と加藤さんは語っておられます。
また加藤さんは、同じような境遇にある人たちに「自分の病気に気づいたら、すぐに相談できる環境があることを知って欲しい」と呼びかけます。
私たちは、子供への性暴力の問題と向き合うために様々な当事者たちの声を参考にしていきたいと考えています。
子どもへの暴力行為ゼロの社会をみんなで一緒に目指していきましょう!
2024/2/13 追記
性依存や加害者臨床をおこなっている相談機関は、榎本クリニック(都内に6カ所、神奈川県鎌倉市に1カ所)、大石クリニック(神奈川県横浜市)、下総医療センター(千葉県)、ほっとステーションクリニック(北海道)、SOMEC、もふもふネット(大阪府)があります。
また自助グループとしては、SAとSCAが存在します。
ワニズアクション 二本樹顕理
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